ヤメタランス

ヤメタランスは、

緑の草原に 大きく手を広げてねころんでいます。

「やーめた!

 ちょっとだけ、やすもう。」

子どもたちの肩の力は ぬけて、

かばんもぼうしも、草の上。

気がつくとみんな ねころび、ヤメタランスが目をとじると、子どもたちもそっとまぶたを閉じました。

草のにおいの中、そこには

なにもしない時間が 流れています。